Nutty MadWeirdo-Ohs等のおもちゃは一般的に知られてはいないが、皆が知らない所で熱いファンはたくさんいる。今となってはもうおもちゃって言うジャンルにでは許されない。かなりレアーなコレクティブルだ。始まりは皆が知っているRAT FINKからだった。
RAT FINKやLOW BROWアートグッズも今では値が高くって手が出せない。

1961年 Ed"BIG DADDY" Rothはハンバーガー屋でミッキーマウスの祖先と言ってナプキンの上にRAT FINKを書いたのが始まりだった。それ以来エドはカーショーに行きT-シャツのい上にRAT FINKをエアーブラシで書いて売っていた。RAT FINKはホット ロッダーの間で火が付いた。
この人気を見逃してはいけないと REVELL社 1962年後半にRAT FINKの他に13種類のED ROTHのキャラクターのプラモデルを6ヶ月間売り出した。子供や大人の間でヒット商品になった。
Revell RF Model Kit Photo Coming Soon.

今まではテレビやマンガなどに出て来たスーパーマンポパイのようなスーパーヒーローやミッキーマウスキャスパーなどの可愛いキャラクターばかりが売れていた。今までとは違いテレビやマンガにも出てこなかったグロテスクなモンスター、RAT FINKが売れるとは誰も思わなかった。
このホットロッド・モンスターブームに乗り遅れてはいけないと玩具メーカー LOUIS MARX & Co.が1963年にオリジナルキャラクターNUTTY MADを世に送り出した。
最初は15cm.ぐらいのプラスティック フィギュアーを6個セットにしてビニール袋に入れて売り出した。これが意外にも売れまくった!
こうやって売られていた
左:Nutty Mad Series One
(左上)Manny The Reckless Mariner,(中上)Waldo The Weight Lifter, (右上)Donald The Demon,
(左下)Roddy The Hot Rod,(中下)Dippy The Deep, (右下)Rocko The Champ,
シリーズ 1の初回生産はフラットピンクとライムグリーンで売り出された。
その後、ネオン系の明るい色で売り出される。
右:Nutty Mad Series Two
(左上)The Thinker, (中上)All Heart Hogan, (右上)Suburban Sidney,
(左下)Bull Pen Boo Boo, (中下)Chief Lost Tepee, (右下)End Zone,
1963年〜'64年の間にシリーズ2と3も発売。NUTTY MAD人気は上って行きティン・トイやゲームなどMARXらしいおもちゃを発売した。MARX社NUTTY MADだけで無く新シリーズ(NUTTY MADとは違い可愛らしい、イタズラ小僧)BLAME IT'Sのフィギュア6体売り出した。後は新シリーズとして憎たらしい兵隊さんをモチーフにしたフィギュアを8体売り出した。しかしこのフィギュアはアメリカとイギリスで生産していて売り出した数も非常に少ない。その為今では探すのは難しい。
Blame It's
Blame It's and other figures' photos coming soon.
Nutty Mad Tin Toy photos coming soon.
MARX社は今まで作って来たフィギュア、Campus Cuties, Disney, Universal Monsters, Blame It's, etc.の中でもNUTTY MAD が今でも一番人気があり、コレクティブルなアイテムでしょう。
Other Marx figures photos coming soon.

Revell社のプラモデルが売れるのを見て、HAWK MODEL Co.もオリジナル キャラクター WEIRD-OHS を1963〜'64年の間にプラモデルを発売する。HAWK社MARX社NUTTY MADと同じフィギュアをWEIRD-OHS シリーズ作ってもらう。MARX社は13cm.ぐらいのフィギュアを6体売り出すが、シリーズ2はMARX社では無くMPC社に作ってもらう。MPC社は6体売り出すが、売れ行きも今一つ、しかも生産数も少ないためMPCWEIRD-OHSは手に入りにくい。
Weird-Ohs Series One
左から:Digger, Drag Hag,Endsville,
Freddie Flameout, Daddy, Digger,
WEIRD-OHSの人気はプラモデルやフィギュアだけに止まらず'63年にはSTANDARD TOYKRAFT社からぬりえセット、'64にはMERCURY RECORDからサントラ(?) Sounds Of Weird-Ohsがリリース。また同じ年にはIDEAL社からボードゲーム、'65年にはFLEER社からBaseball Gum Cards(トレーディング カード)が売り出される。
Weird-Ohs Picture Coming Soon
HAWK社はホットロッドに乗っているグロテスクなモンスターキャラからまぬけサーファーキャラSilly Surfer Model Kits(プラモデル)を発売。ホットロッドの発信地カリフォルニア。カリフォルニアと言えばサーフィン。ホットロッドとサーフィンはリンクしてるという事で新しいラインを'64年に発売した。
Silly Surfer Model Kits Photo Coming Soon

他のオモチャ会社もこのブームを見逃すわけにはいかなかった。しかし、AURORA社はモンスター&ホットロッドブームに乗ってはいたが他のメーカーとは違ってモンスターとは言ってもUNIVERSAL MONSTERSのプラモデルを売り出した、しかもオオカミ男や、フランケンシュタインや、ゴジラまでもホットロッドに乗せると言った変わったアプローチで人気を掴んだ。
LINDBERG社Lindberg Loonys Model Kit(プラモデル)を4種類作る。REVELL社ED ROTH、そうしたら MONOGRAM社Stanley 'MOUSE' Miller にデザインをしてもらい、'65年 Fred Flypogger Model Kit(プラモデル)を発売するが、すでにこのブームが終っており、売れ行きも良くなかっため4種類売り出す予定が3種類しか売り出されなかった。
Lindberg Loonys
Fred Flypogger (左)Speed Shift, (中)Flip-Out The Beachcomber (右)Super Fuzz
4番目に売り出されるはずだったのが The War Mongler だった。

1963年頃、アメリカに押し付けるBritish Invasion。アメリカのシンボルとも言えるロックンロール、ホットロッド、サーフィン等のシーンの影が薄くなって行った。Rat Finkのようなモンスターキャラクターの影も薄くなり'65年になると人気のあったNutty MadやWeird−Ohsは忘れられ、このようなモンスター系グッズは生産されなくなって行った。

1990年にはレトロ・ブームのせいかKustom Kultureブームが訪れる。もちろんエドロス、
Rat Finkも注目される。Testor社からはWeird−Ohsのプラモデルのレプリカを売り出した。
またNUTTY MAD Series Twoのレプリカもメキシコで作られた。しかし、Nutty Madは
オフィシャルではないノンライセンスの物だった。
このブームでホットロッドやモンスター系のオリジナル プラモデルやフィギュアーの
値段が一気に上がったのは言うまでもない。


Sources
Confessions Of A Rat Fink
by Ed Roth
Toys Of The Sixities
by Bill Bruegman
Baby Boomer Toys And Collectibles
by Carol Turpen
MY KNOWLEDGE
by Ryu Hariu